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"除染"について [その他]

 線量計のバッテリーがなくなってしまったので、計測はお休みします。
 「除染」というキーワードでいらっしゃる方が多いようですので、
自分の経験と考えをまとめておきます。

・体に付着した泥を洗い落とす、シャワー、うがい、手洗いは有効。
低線量地域では、こまめな換気と掃除が有効。
高線量地域では、家に入る前に埃を払い落とすくらいしか有効な手段がない。
・環境そのものの除染は、平たく言えば不可能。


 福島第一の一号機の爆発の際、付近で避難準備中だった住民が「除染が必要な汚染」
を受けたという情報が入った時、
「ま、どのような機器を使って計測したかなんて、判ったもんじゃないですけどね。」
と言い放った大学教授がいましたが、
東日本に在住の場合、泥をはねた、汚れた雨だれが体に付いたといった場合、
計測しなくても早めに洗い流したほうがいいでしょう。
傷口に汚れがついてしまった場合、体内被曝につながりますので、すぐに洗い流したいものです。
 ペットボトル入りのお茶で無糖のものは、うがいや汚れを洗い流すのに使えるので
持っておくととっさの時に便利です。
 放っておいて粒子が乾燥すると、体表からはがれて呼吸で吸い込んでしまったりしますから、
「汚れたら洗う」が鉄則です。
別に放射能汚染されてなくても汚れたら気になると思いますけど。
 降ってきた雨水そのものは、風向きによって汚染の度合いが変わりますが、
大気中の塵を巻き込むので、傘やカッパは室内に入れないようにしましょう。

 チェルノブイリでの被災者は、
「窓を開けて、掃除をして、外出時はスカーフを付け、帰宅時は埃を払う」
と言います。実際、3か月間閉め切りだった我が家の線量は、
窓を開け放って掃除をすることで低下しました。
低線量地域では「埃をため込まない」というのが重要な局面に入っているようです。

 ただ、残念ながら「フレッシュな放射能」が周囲から供給される高汚染地域は
窓を開けて掃除しても、窓を閉め切って掃除しても、
室内の線量に大きな差は出ないのではないでしょうか。
そもそも、日本の住宅では放射線は容易に貫通しますから、
大気中の線量が高い場合は、窓を開けようが閉めようが関係ないです。
放射性の埃を吸い込まないという意味では、濡れぞうきんでの掃除は有効です。

 環境の除染に関しては、
市街地であればコンクリートの壁を高圧洗浄するとかで、ある程度は可能ですが、

問題になっている福島県の山間部の除染は

残念ながら
「どうにかしてほしい」と思う国民
「なにかやっている」と見せたい政府
「実際に動くことでもうかりたい」業者
三者の利害が完全に一致した、体のいい公共事業でしかありません。

県内全域の山里を一度丸裸にして、どこかに棄てに行かなければならないのです。
やる事は土を削って右から左に移すだけ。それこそ100年続く夢の公共事業です。
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コメント 2

裏山の探検隊

 こんばんは。

 
>「どうにかしてほしい」と思う国民
> 「なにかやっている」と見せたい政府
>「実際に動くことでもうかりたい」業者

 放射線も怖いですが、「他力本願でピュアな国民」と「そんな国民の期待に答えようとする真面目な政府」って怖くないですか?。なんか、日本がヤバイ方に進んでいく気がします。
 
 私としてはお上に頼らず、自分の身は自分で守る・・・、という考えの方がしっくりきます。

 福島の中通りあたりは、「除染」よりも「移住」の方がいいと思っています。こんなこと、ブログには書けませんが・・・・。
by 裏山の探検隊 (2011-10-03 22:46) 

はまさん

裏山の探検隊さま

 おっしゃる通りです。
 民主主義国家の看板を掲げている以上、「責任」は有権者にあるはずですよね。
であれば有権者が次の一手を考えなければならないし、
行政は有権者の考えた手を具現化しなければならない。
有権者は「何も知らない」事を誇らしげにしてはならないと思います。

山に入る身ならば(目的が廃であればなお)「自己責任」とか
「情報収集の重要性」が付いて回る事を痛感する瞬間が何度もありますが、
みんながみんな山趣味なわけでもないですからね・・・

 人が少なくなってしまった信州の開拓地などへの移住政策が
長期的に日本を救うと僕も信じています。
このままでは明日の日本を支える子供たちが命を削るばかりか、
「原因不明」の疾病の治療に伴う医療行為が早晩保険制度を破たんさせます。
確実に
by はまさん (2011-10-04 22:09) 

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